柴犬あきとの生活 6
アイロンは危ないの
朝の4時から起きて騒いでいたとは思えないパワーで遊んでは眠るを繰り返すあき。
そして今日もまたご飯は興味があるんだか、無いんだか分からない感じで、ポソポソ、何となく食べています。どうしてなのかしら。子犬ならもっと、お腹空いた!!!ってなるはずなのに。でも活発で元気だし、心配する事はないように思えます。こんなに動いているのに何故食欲がいまいちなの?
初風呂、知らない人との遭遇と、初めてだらけの一日。次の初めてはアイロンがけでした。
アイロン台を出して、アイロンに電源を入れます。衣類を持って来た時からもう興味津々で噛み噛みモードに。
「あきちゃん、ダメ!」
ブラウスの袖とか、ハンカチとか、パンツとかに飛びかかろうとします。そしてアイロン台に前足をかけ、その上に乗りたがる。更に温まって来たアイロンの匂いをかごうとする。。。
「あき、火傷する!!!!ダメよ!!!離れなさい!」
でも、スチームのシュン!という音に増々興味を持ち、いくら言っても鼻を近づけるあき。
「ダメ!危ない!」
仕方なく片手でひょいっと抱え上げてハウスへ移動。あきをベッドの上に置きますが、すぐにドア前にやって来ます。
再びアイロンの場所に戻り作業開始。このアイロン台の場所があきから良く見える場所で。私からも当然あきがよく見えるのですが・・・
「クーン、キューン、ククーン、キャキャキャン」
案の定騒ぎ始めました。座ったまま、サークルの枠の間から顔を出して鳴いています
「キャキャキャキャキャン」
か、顔が変形してる!!!その顔が、おかしすぎる!!
一向に鳴き止まないあき。とにかく近くに行きたい!!!出して!!と騒ぎます。
「あきちゃん、アイロンは危ないの!」
こっちから声をかけて答えます。最初は座ってたあきですが、次第にエキサイト。遂には立ち上がります。
「ヒャヒャヒャン!キャキャ!キャキャキャキャキャキャ!!!!」
本当にこの子は主張が激しい(笑)
「あきちゃん、ダーメ!!」
適当に答えながらアイロンがけの手は休めず。その間ずっとあきは出して、出してよと訴えたまま。これから毎回こうなんだろうなぁ。。。
漸くアイロンがけが終わり、ハウスから出してやると急いでアイロン台の匂い確認。気づくとアイロン台を噛み噛み。そしてまたあきを注意。
「あきちゃん、噛んじゃダメ!ねえ、あき。アイロンはやけどするからね。危ないの!」
もしかして、一度軽く火傷させて覚えた方がいいのかしらと思いながらアイロンがけが終わりました。