これ嬉し これ楽し

「うれたの」へようこそ。このブログは柴犬あきとの生活を始めた筆者の日々の「嬉し」「楽し」のNoteです。あきとの生活、食、旅、アート、音楽、本、映画などをご紹介していきます。※記事URL変更に伴いNot Found表示が出る場合があります。お手数ですが、最新記事のカテゴリーをクリックして探して見てください!

「うれたの」へようこそ

このブログは柴犬あきとの生活を始めた筆者の日々の「嬉し」「楽し」のNoteです
あきとの生活、食、旅、アート、音楽、本、映画などをご紹介していきます

※記事URL変更に伴い、検索サイトからのリンクが「Not Found」になリます。
 記事はありますので、最新記事からか、カテゴリーからリンクして見てください!


uretano雑記帳 42

家族記念日

今年も残すところほぼ半月となりました。今年も1年あっという間だったなぁと感じています。思い起こしてみると、色々盛りだくさんではありましたが。

 

さて、今日は12月11日という事で、昨日「12月10日」はあきと私たちにとって家族になった記念日でした。5年前の2017年12月10日に、あきはうちの子になりました。

 

5年前の昨日、私が退職するのをきっかけに、10年ぶりに犬を飼おうという事になり、それなら命を救いたいという父の希望もあって、動物愛護ボランティアさんの譲渡会に赴きました。

我が家の歴代の犬は、ずっとシェルティだったので、雑種を飼うのは初めてだなと思い足を運んだところ、「柴犬です」と説明された子犬が3匹、サークルの中に居ました。

2匹は既に「譲渡が決まりました」のマークがサークルについていましたが、1匹だけまだ行先未定の子がサークルの中でうとうとしていました。

「見に来ると言われている人は居るんですけど」と説明をうけつつその子を眺めてみると、私の顔を見た直後に立ち上がり、柵越しに手を舐めに来て、次に奥歯で指を噛みしめ出した子。それがあきでした。

 

その後、我が家の環境、犬を2匹看取った経験、柴犬は飼うのが大変だと把握している事などを知ったボランティアさんが、「もう連れて帰られますか?」と言い出すのに時間はかかりませんでした。

後々聞いた話しでは、彼女は当時一番の元気印(つまり、相当やんちゃで悪かった)だったそうで、どうやら飼う人をしっかり選ばないと出戻りになるかも、と心配されていたようです。

また、彼女の性格からして、相当気に入らないと自分から起き上がって挨拶をする事はまずないので、彼女が私の手を舐めに来た段階で「飼い主を選んだな」と思われたのかもしれません。

 

という事で、12月10日、彼女は我が家の一員となりました。

譲渡が決まって記念撮影をした時のあきはこんな感じでした。

それが、5年経ってこうなりました。

 

さて、「一番の元気印」と言われたその子はまあ、元気に悪さをしまくり、物より人の手を噛む(本人は遊んでいる)、という困った子で、最初の頃は手の傷が絶えない日々でしたが、1歳になる頃には落ち着き始め、3歳で完全に大人になり、今は穏やかな日々を過ごしています。

どれぐらい穏やかかというと、ごはんをねだっているうちに膝の上で寝てしまうぐらい、穏やかです(笑)

最初の1年は「柴犬大変!!!今までの犬と全く違う!!!」というぐらい、癖強、猟犬味溢れる彼女でしたが、徹底的に向き合う事でお互い今では阿吽の呼吸になっています。

柴犬の飼い主さん、苦労されている方も多いかと思いますが、とにかく真剣に向き合ってくださいね。賢い子たちですから、見抜かれますよ。

 

ところで、最近我が家の周辺では犬を飼う人がますます増えてきました。60代~70代の方が大型犬の子犬を連れていると、この後考えられないぐらい力が強くなるけど、引っ張られてケガをするとか、大丈夫かしらと心配になります。と同時に、抑止できずにこちらに向かって来たら怖い・・・とあきとわが身も心配になります。実際にリードが外れた大型犬にあきが襲われた事もありますし、他の柴犬も噛まれた事があるそうです。

 

憧れの犬、飼いたい犬種、色々あると思いますが、犬を飼うときには「自分の年齢+その犬種の寿命」を考える、自分の健康年齢予想を立てる、自分が介護出来るサイズの犬を選ぶ、自分が力負けしない犬種を選ぶ、という事はとても大事だと思います。

犬も老犬になると介護が必要です。抱いたり返したり出来る体重の犬を選んでください。

因みに、うちのあきは11キロですが、それでも結構重たいです。

 

私たちは、柴犬の寿命を自分達の年齢に足し算して、これなら大丈夫と判断した上で譲渡してもらいました。家族全員が犬を飼いたいと思っているかも大事なポイントです。

また、どれぐらいの運動量を欲する犬種なのかも調べておくべきです。

因みに、柴犬は最低1日2回の散歩が必要ですし、室内でトイレが出来ない子も多いので雨でも雪でも散歩に連れて行く覚悟が必要です。実際、雨の日に散歩で出会う犬は柴犬が断トツに多いです。

散歩仲間の人が台風の中、雨合羽を着て散歩をしている姿を見かけた時には、ああ・・・柴・・・と思ったものです。

そして、いつも散歩に連れて行く人が、病気等で行けなくなった時の交代人員は必須です。

 

5年前のあきの写真を見ると、我が家に来て1週間ぐらいまではまだ緊張した表情ですが、それを過ぎた頃から安心した顔になっています。「ここの家の子になった」という安心が表情に出ていて、何とも愛おしいです。

そして、現在。自信に満ちた、風格?すらたたえた表情になりました。すっかり「お犬ちゃま」になりました(笑)

これからも、家の中で気ままにのんびり、適当に甘えながら楽しく過ごしていって欲しいと思います。

🔸当ブログの画像、文書等の著作権は、全て著作者「なつむ」に帰属します
🔸当ブログの画像・文章などの無断転載、無断リンク、無断複製を禁止します