柴犬あきとの生活 21
あきの首輪
今日は暮れの買い物をしにデパートへ。晦日のデパートは思った以上に混雑していて買い物をする気が失せるほどです。でもせっかく来たのだからと、絶対空いてる売り場へ行ってみる事に。それは、ペットグッズ売り場!
あきが散歩に行けるのは3回目のワクチン接種の後なので、首輪が必要になるのは1月半ばですが、首輪に慣れさせる必要もあるよねという事でとりあえず買って行こうと探しに行きます。
子犬用の首輪を見てみると、星とか花とかハートとかラインストーンとかの飾りのついた華やかな物が並んでいます。こ、これは。。。。うちのあきのイメージからはほど遠い(笑)うーん。これは毛足の長い小型の洋犬用首輪よね。和犬ではないなぁ。
犬用の洋服も並んでいて、季節柄振り袖っぽいものまであります。おー。絶対うちのあきにはこれはない(笑)
レジには犬用バースデーケーキを買っているお客さんが居ました。皆ペット愛が凄いですね。
夫と二人で首輪がずらっと並んだ棚の前で色々見て行きます。
「あきのイメージからして、後々は飾りのないシンプルな深い赤の革の首輪がいいと思うんだけど、今は硬いのは可哀想よね」
「嫌がるだろうね」
うーん。難しい。どういうのが良いのでしょうか。今は成長期でどんどんサイズも変わって行くし。
「お散歩には首輪がいいのか、ハーネスがいいのかどっちかなぁ」
先代のナナは一生首輪はしませんでした。シェルティ特有の美しい白い襟巻きの毛並みに首輪をする事はなく、散歩の時はハーネスのみでした。
「散歩のしつけがしやすいのは、やっぱり首輪でリードじゃない?」
と夫。そうなの?とこの時は疑問に思いましたが、後々その意味が良く分かりました。
「和犬はやっぱり首輪よね」
どういのが良いのか悩みます。ゆくゆくは革の首輪ですが、今のあの子にはもっと柔らかい素材のものが良さそうです。
「あ、これって布製で柔らかいし、調節も出来るよ」
とここで、かわいいチェック柄の調節機能つきの首輪を発見。
「これだね。これだわ!」
良いのが見つかりました。これなら柔らかいし成長に合わせて細かく調節出来ます。という事で、早速購入。
さて、帰宅してあきに早速見せます。
「あきちゃん、首輪買って来たよ〜」
匂いをしきりに嗅ぐあき。さあ、ここからが本番です。嫌がるだろな〜、でも慣らしていかないとね。
という事で、抱っこして首に首輪をかけようとした瞬間
「キャーンキャンキャン!!!!!ヒャヒャーン!!!」
もう殺される!!!!っていう声を出しての大騒ぎ!!!首輪の小さな留め金をどうにかかけて装着が完了。その間ももう七転八倒の大騒ぎです。
「キャキャキャン!!!!!キャンキャン!!キャーンキャーンキャーン!!!!」
近所の人が聞いたら、虐待してるって思うに違いない....首輪の装着が終わってだっこから床に下りたあきは首輪を両手でとろうと必死に暴れています。あああああ。。。。思った以上の拒絶!!!!
ぐるぐるまわって、殺される!死んじゃうってパニック状態です。これは、先行きがもの凄く不安なんですけど。
「あきちゃん、大丈夫!ごめんごめん、もう取ろうね!」
必死でぐるぐるまわるあきを捕まえて、首輪をやっとの思いで外しました。
あきも私も首輪をつけただけでぐったりです。ここまでの騒動になろうとは。
は〜。これから散歩デビューまでにちゃんと首輪が出来るようになるのかしら。前途多難です。