柴犬あきとの生活 20
まだ眠りたくないの
あきのベッドは家の中、どこもかしこも彼女のベッド。という訳で、父が居なければ父の座椅子、夫が居なければ夫の座椅子で仰向けになって寝ていたり、コタツの真ん中で体をのばして寝ていたり、とにかく好きなように過ごしています。
しかし、全員が就寝する夜はそうはいきません。
という訳で、眠る前にはあきをハウスに入れるのですが、そこは察しの良いあきのこと。夜はハウスに入れられるのをちゃんと覚え、就寝前には簡単に捕まらなくなってきました。
「あきちゃん、ねんねの時間よ。ハウス」
と言おうものなら、全力で逃げるのです。も〜!!!
正月休みの間は寝かしつけ担当の夫が
「あきちゃん、おいで!」
と言ってもこのかまえ。
「あき、おいで〜。あきちゃ〜ん」
呼ばれているのは分かってるけどまだ眠りたくないから匍匐前進。。。
「あきちゃん!おいで!」
と呼ぶ夫の背後にまわって全く捕まる気無し。
逃げ回る事数分。次第にお互い追いかけっこが楽しくなって来てきゃっきゃしています。もう!!!眠るんだってば!何遊んでるの!!!
「もう二人とも、楽しくなっちゃってるじゃない!!!」
「いや、あきちゃんがずっと逃げるから。確かに、ちょっと楽しくなっちゃったけど。匍匐前進、かわいいわ〜」
二人とももう!あきはここなら捕まらないと思っているピアノの下に隠れてます。そしてまたダッシュ。きゃっきゃしながら逃げて走ってるうちに、喉がかわいたのか急に水を飲む。ああ、一人っ子のマイペースさよ。
「今なら捕まえられるよ?」
「水ぐらいちゃんと飲ませてあげなきゃ」
それはごもっとも。でもまた走り回ってますけど。。。。
そして鬼ごっこをする事十数分。漸くあきが疲れて座り込みました。
漸く大人しくだっこされてハウスへ移動。
あきちゃん、おやすみ。
早く自分でハウス出来るようになってね。