かんたん美味しい 29(レモンシロップ)
レモンシロップ
今夏、私がはまったものは果物のシロップ作りです!子供の頃、母と二人で梅シロップを作ったことがあったのですが、当時はインターネットもなく、作り方は近所の人から聞いた適当情報(笑)で見事に失敗。カビてしまって終わりました。
その記憶があったので、今まで興味はあまりなかったのですが、クエン酸を摂取する良い方法を探していたら、梅、レモンがやはり良いということがわかりました。更に摂取しやすい方法は?と検索した結果、たどり着いたのが梅シロップとレモンシロップでした。梅シロップのレシピも書きたいところですが、今年の梅は残念ながら終わってしまったので、いつでも手に入るレモンシロップの作り方をご紹介します。
レモンというと「ワックス」が気になると思います。レモンの皮を剥いてしまっても良いのですが、私が目指すのは「大人のほろ苦さのあるレモンスカッシュ、レモネード」なので、ここはあえて皮ごと漬けています。その為、レモンは少々高いですが国産の物を利用し、しっかり洗っています。
海外産のものを使う場合は、皮を剥いた方が安心な気がします。
シロップ漬けに必要なのは、レモン、砂糖、蜂蜜です。作ってから短期間で飲めるように氷砂糖は使っていません。画像の瓶は900cc用ですが、大きめの空き瓶利用で簡単に作れます。
★材料★
レモン:好きなだけ(私は2個利用で、小まめに作っています)
グラニュー糖:レモンの重さの5/6
はちみつ:レモンの重さの1/6
※砂糖とはちみつの割合は、お好みで!
<レモン洗浄>
重曹:大さじ1(食用)
★作り方★
(1)ボールにレモンを入れ、しっかりかぶる水と重曹を入れ、数分程度放置する
(2)レモンを(1)から引き上げ洗う
(3)鍋にお湯を沸かし、沸騰したら20〜 30秒レモンをつける
(4)瓶は綺麗に洗い、できれば煮沸消毒、ガラスに強度がない場合は、ホワイトリカーなどのアルコールで拭いておく
(5)レモンを2〜3mmの輪切りにする。種は取り除き、瓶に入れる
(6)レモンの重さの5/6の砂糖を入れ、最後に1/6の重さのはちみつを入れて密閉。冷暗所に置く
(7)1日1回は瓶を少し振って砂糖が溶けるのを促す
(8)数日で砂糖が完全に溶けるので、溶けたら冷蔵庫へ。砂糖が溶ければ利用可能ですが、1週間程度経過した方がレモンの味が抽出されてより美味しくなります
(9)シロップを炭酸水などで割ってレスカとしてお楽しみください♪
冬はお湯で割ってホットレモンでどうぞ。
1度作れば、しばらく楽しめます。無添加で自然な味がします。ぜひぜひお試しください!
MEMO |
レモンシロップはこんな人にオススメです
◆免疫力を向上させたい
◆疲労回復、夏バテ、熱中症を予防したい
◆アンチエイジングに興味がある
★レモンは梅よりも疲労回復に効くクエン酸を多く含みます
「クエン酸」というと「酸っぱいもの」を思い浮かべると思います。酸っぱいといえば「梅干し」を連想しますが、梅のクエン酸量は多くて4%というのに対して、レモンは6%と言われています。というわけで、クエン酸をとるならレモンが一番効果的です。
クエン酸の効能としては、「疲労回復」が有名ですが、カルシウム・鉄、亜鉛などのミネラル分の吸収のサポートもしてくれます。骨粗しょう症、貧血、味覚障害の予防に有効ということですよね。また、クエン酸は「熱中症予防」にも効果を発揮します。
★レモンはビタミンCが豊富
ビタミンCは抗酸化作用だけでなく、コラーゲン生成の要と言われています。メラニン生成の抑制効果もある為、美白にも有効です。免疫機能を向上させる効果も期待できる為、抵抗力を高め、疲労回復にも効果があります