柴犬あきとの生活 17
初めての爪切り
今日からあきとずっと一緒。という事で、まずやってみたかったのは「夜行性」が「昼型」になるのかどうか。あきが眠ろうとすると遊びに誘って寝かせないとどうなるのか?
という訳で、家事をしている時間以外はあきをかまって、かまって、かまい倒す!!!(笑)
一緒に居るとやんちゃがちょっと治まり、精神的に安定してくるのが分かります。私の帰宅が遅くなる日は本当に悪かったのです。
先日あきを連れてお隣の幼馴染みに会いに行きましたが、今日は先日不在だったお姉さんの方も在宅中だったので、改めてあきを抱っこしてお隣の庭へ。
「わ〜かわいい!!」
本日もあきは内弁慶発動中。びっくりするぐらい大人しい!!!
「小さいわ〜。はじめまして、あきちゃん!」
幼馴染み2人とおばさん、計3人に囲まれます。すると、日頃こたつ犬のあきはお外で寒くなってきたのかガタガタ震え始めました。
「あきちゃん、震えてる!!」
仕方なく、一旦家に戻って昨日貰って来たブランケットで包んで再度お隣へ。
「あきちゃん、あったかいね〜」
二人に優しく触ってもらいます。
「あれ?爪が凄く伸びてる!」
そうなんです。昨夜巻き爪になってしまった狼爪が前足に刺さったらしく、突然「キャン!」といって踞り、しばらくびっこをひいていたのです。犬用の爪切りで切ってみましたが、これが難しい。
「そうなの。爪が伸びちゃって、切ってるんだけど、素人だから上手く切れなくて」
実は私の幼馴染みの妹さんの方はトリマーなのです。
「切ってあげたら?」
お姉さんが言い出してくれました。という訳で、早速庭で爪切り開始。私が抱っこしたまま爪を切ります。
「買った爪切りってどんな形?ギロチン型がいいんだけど」
と言いながら、パチン、パチン。
「あきちゃん、賢いね。爪切り嫌がって騒ぐ子が多いのに大人しいわ」
そうなんです。あきは他人にはもの凄く大人しいんです!本当助かります。
見てると、私たちが恐る恐る切ってるのとは全く違う深い切り方。そこまで切るのか!と驚きます。これは素人には切れない。
「爪はちゃんと切ってないとね、神経が伸びて来ちゃうから、血が出ちゃうようになって本人も痛がるの。だから、ちゃんと切る必要があって。止血剤も売ってるよ」
「本当助かる!でも我々素人にはそこまで切れないわ〜。怖いもん」
前足、後ろ足、あきは見えるのに暴れる事もなく、大人しく切ってもらってます。
「家で切る時は、怖がるから切る時には見えないように、台の上に足を掛けさせて切るといいよ」
あっという間に私の悩みだった爪が綺麗に短くなりました。これであき自身も巻き爪で痛い目にあう事はなくなりました。良い幼馴染みが居て良かった!!!
「本当、あきちゃんは大人しくて賢いね〜」
皆から褒めてもらい、爪はさっぱりと良い事だらけで、2回目のお隣さん訪問が終わりました。