柴犬あきとの生活 67
おやすみの時間ですよ
毎晩、就寝前にあきとの攻防が始まります。それは、ハウスにあきが自分でハウスに入る事。日中は自由に家の中を歩き回っているあきですが、就寝時には必ず彼女のハウスに入れます。
基本的に皆と一緒にいたいあきは、ハウスに入りたがりません。
先代のシェルティ、ナナは「ナナちゃん、もうハウス入って寝んねしようか」というと、スタスタとハウスに向かい、扉を鼻でバウンドさせて自分で入って寝ていました。
徐々にあきもそうなるようにしつけていかねば!という事で、抱っこしてハウスに入れるのではなく、自分で入るように時間がかかっても付き合う事を始めました。
今夜もコタツのあきに声をかけます。
「あきちゃん、もう寝んねの時間よ」
「あきちゃん、ハウス入って寝んね」
反応はしていますが、何を考えているのやら。
おもむろに出て来ました。
「あきちゃん、ハウス入って寝んねよ」
おや?意外な展開。
ハウスに向かってスタスタ。もしかして、もしかすると、これはもしや!!
自分でハウスに入るのか?!
と期待したら、あき〜何でそこまで行ってて方向転換?
ハウス前から夫の座椅子へ移動。。。
「あきちゃん、ハウスよ。そこじゃない!」
と、ここであくび。
「ほら〜。あきちゃん眠いんでしょ?ハウスよ。ハウス入って寝んね!」
すると今度はコタツに入ろうとするあき。
「あきちゃん、寝んね!コタツ入らない!!」
煩く言われて座椅子前から今度は私の席に移動してコタツに潜り込もうとします。
「あきちゃん、入らないの!寝んね!」
あああ。どんどん潜っていく。。。
すっぽりコタツに入ったあきに、上掛け布団をめくって説得します。
「あきちゃん、ハウス入ろう。ハウス入って寝んねしよう」
全く動かないので、仕方なくお腹に腕を絡ませてズルズル〜と引っ張り出します。
引っ張り出されるままに座布団上に移動。
ここからは自分の意志でハウスに入らさねば!
「あきちゃん、ハウスよ」
と、何と!あきが立ちあがってスタスタをハウス方向に歩き出しました。
おっ!今度こそ入るのか?!
ここでまたUターンとかやめてね!!!
入る!入る!入った!!!
遂にあきが入りました。ちょっと感動(笑)
「あきちゃん、偉いね!!!」
ここまで来たらもう、大絶賛です!!!
「あきちゃん、賢いな〜あ〜あきちゃん賢いね!!」
思いっきり褒めて上げます。
「あきちゃん、また明日ね、おやすみ!」
こうしてみるとすっかりお姉さんになって来ました。
ああ、ベッドからはみ出て来てる。。。そろそろ新しいベッドが必要なようです。