柴犬あきとの生活 95
ピアノは退屈
私がピアノの練習を始めると、あきはとりあえず側にやって来ます。
今も鍵盤のすぐ側に陣取って何やら考えている様子。
しばらくすると、ボールを持って来て私の足の上におきました。
「あきちゃん、ピアノの練習中は遊ばないよ」
ペダルを踏む足の上に置かれても!!!
笑ってしまうぐらい、足の上にそっとボールを置いて来ます。
いつものあの勢いはどこへ?というぐらいそーっとボールを置くあき。
一応気を使っているのでしょうか。
全く相手にされないと分かると、今度は一人遊び。
あきちゃん。どこでも好きなところに行っていいのよ。そんな狭いピアノの椅子の下に潜り込んで遊ばなくても。
とにかく近くに居たいようです。
ピアノを弾いて居ない時は結構離れて寝てたり一人で遊んだりしているのに、何故ピアノの練習をすると急に近くにやって来て存在をアピールするのか。
うーん。。。
でも、先代犬ナナもピアノを弾いている時には鍵盤の真下で寝て居ました。ピアノの音と関係があるのでしょうか?
1時間ぐらい経過した時、漸くあきは父の座椅子の上に移動しました。
と言っても一番ピアノに近い場所です。漸く寝てくれてホッとします。
これで暫く落ち着いて練習できます。
しばらくして目を覚ましたあきは、退屈を持て余したようで、私がいつも座っている座布団に移動。
何をするのかと思ったら、激しくファスナー攻撃!
「あきちゃん!」
「あきちゃん、噛まないの!」
見ての通り既に座布団カバーはボロボロ。
気を引きたくなるとわざと見えるところで悪さをするあき。
今のところは練習中鳴いたり飛びかかったりしないだけマシでしょうか。
あきちゃん「練習中は諦める」を早く覚えてね。