柴犬あきとの生活 167
深過ぎる、ヘソ天居眠り
あきが私の足の間に挟まって寝転がっています。お腹を出して甘えています。相変わらずの油断だらけの姿です。
首輪を常にするようになってから、あきは首回りを掻いてもらうのが大好きになりました。首輪をつけた当初、後ろ足で首周辺を掻いては『届かない!!なぜ!!!』となっていたのですが、最近は諦めて、私たちに掻いてもらうのを楽しみにしています。
よほど首回りが痒いのか、それとも掻いてもらうのが大好きポイントなのか、掻いてあげると自然に後ろ足が動き始めます。
と言うわけで、今もちょっと触ってあげると右後ろ足が動き始めました。
ほら、本人は自分で掻いているつもりです。
カッカッ、カッカッ掻いてるつもりで足がパタパタ動いています。
動いてる、動いてる。
『あ~気持ちい~』
満足そうです。
『ねえねえ、もっと掻いて!』
ご希望に応えてまたカキカキ。足が伸びてますよ、あきちゃん。
本人はすっかり気持ちよくなって、ヘソ天のまま眠りに落ちてしまいました。
試しに左前脚を握って万歳させて見ます。
そして、パッと離してみました。
何事も無かったように、前脚は元どおり。そして全く起きません!
試しに、左前脚もやってみましょう。
握ってみても
片手万歳させてみても
パッと離してみても
全く起きない!!
なんだ、この深い眠りは!!
顎を撫でてみても
当然起きない
脇腹をくすぐってみても
脇を触ってみても
右前脚をもう一度握ってみて
万歳させてみても
手を勢いよく離してみても
熟睡!!!
あき、あなた犬じゃないでしょ!!!もう!!あき、あなた油断しすぎです!!
こうなったら両手で試してみましょう。
両手万歳。これならどうだ!
手を離すと
あっという間に元通り
この睡眠力。びっくりするわ!!
「あきちゃん、そんなに眠いの?なんで?」
全く起きないあきのお腹を再び撫でてみます。
それでも全く起きないあき。
あきは本当にヘソ天で寝ることが本当に多い子です。安心しきっているのが良く分かります。確かに大人しか居ない家で育っているので、突然無茶なことをされる事はありません。
お腹を出して寝るのは、服従の表れなのかなと思わなくもないのですが、好き勝手にしているあきの様子を見ていると、これはただ単にお腹を出して寝るのが気持ちいからなのではないかと思います(笑)先代犬のナナも子供の頃は良くお腹を出して寝ていました。うつ伏せより仰向けが気持ち良いポジションなのでしょうね。多分。
何をしても起きないあきは、相変わらず私の足のところで眠っています。
大人になったらこんな事もなくなるのかしら。それとも、あきはいつまでもこのままなのか。どっちでしょうね、あきちゃん。