柴犬あきとの生活 137
小さな大人
あきが、お得意の開脚伏せをしています。魅力的な太ももと巻尾。そして、触ってみたくなる肉球!
というこの魅惑的な姿を見せている彼女に、魔の手が。。。
あきに気づかれた!と思った夫は手の動きを止めました。そしてあきも牽制が効いたと思ったらしく、再び伏せの姿勢に。
そこに夫の魔の手が。。。
肉球と肉球の間の毛を触るとあきが一番くすぐったがるのを熟知している夫の指が、狙った場所をこちょこちょ。その瞬間!
あきがバッ!と素早く足を隠しました!
さっきから夫の動きが危険だと察知していたあきが後ろを振り返ります。
『ねえ、今くすぐったよね?』
「あれ?あきちゃん、どうかした?」
しらを切る夫に呆れたのか、更に両足を隠してじっと耐えるあき。
綺麗に両足をしまいました。
こうしてみると尻尾が立派になりましたね。
『全くもう。すぐにくすぐるんだから💢』
と若干怒ってるようです。あきがフン!という感じで伏せました。
『またくすぐったりしないでしょうね?』
また牽制で夫を見るあき。顔が険しい気がします。。。
そしてまた懲りずに狙う夫。
そろそろとあきに近づきます。
次の瞬間、あきが立ち上がりました!
しつこい夫に愛想を尽かして手が届かない場所に移動を決めたようです。
移った先はいつものリビング。
やっと安心できると思っているでしょうが、そは問屋が卸しません!ってあきは何も悪いことしてないのに。ごめんね~あきちゃん。あなたが可愛すぎるのがいけないのよ~
今度は私があきをかまいます。
あきと一緒に移動してきた私を静観するあき。
こうして見ると、冬毛が生えて随分立派になりました。顔の周りの毛ももこもこしていて、きつね顔だったのに、いまではタヌキ顔に見えます。
『もう、みんなしつこいよね~』
あきが寝転がりました。
そんなあきの顔をチョン。
左腕を曲げています。彼女はよくこのポーズを取りますが、気持ち良いんでしょうか?
「あきちゃん!お鼻、ブヒッ!」
文字起こしすると、自分がいかに子供っぽいかが良くわかり、若干恥ずかしいですが💦文字通りちょっかいを出します。
『やめてよ~』
そんな子供っぽい私に、あきは指を舐めてきました。
「あきちゃん、お手手なんで曲げてるの?」
手を触られるのが嫌いなあきは甘噛みで抗議。
再びあきの正面に手を持ってきます。
不穏な動きをする手に、あきがまたそっと甘噛み。
何かされるなと予想しているあきは私の手から目を離しません。
そして再び
「あきちゃん、ブヒッ!」
そして小さく噛み。
「ブヒッ!!」
仏の顔も3度までとはよく言ったもので・・・
『しつこい!!』
遂にあきが怒りました(笑)でもまたすぐに元通り。
でも、流石に気が短くなってきたようですぐに噛みモードへ。
でも一瞬でまた元通り。
なのでまたこちらも図に乗って今度は後ろ足をこちょこちょ。
おや?あきさん、怒りませんね。
なので、再び鼻を押して見るかと手を動かした途端
『本当にもう、怒るよ!!!』
「あれ?あきちゃん。鼻になんかついてるよ?」
こう言うと一瞬素に戻るのがあきの面白いところです。
でもハッと気づき、この表情に。
『また鼻押すんでしょ!もう嫌なの!!』
夫婦共々しつこくしすぎてあきに嫌われたようです。
「ごめんごめん、あきちゃん。おもちゃね!おもちゃ!」
あきのお気に入りのおもちゃで、無理だろうな~と思いながら取り繕ってみました。すると・・・
おや。今までの怒りは何処へやら。あっという間におもちゃの噛みに夢中になりました。この切り替えの速さ素敵です❤️我々ではなかなかこうは行きません。
可愛らしくおもちゃを舐めています。
それにしても、我々二人、可愛いっ!とあきをかまいすぎて嫌われないように気をつけねば。
こうして見ると、あきが一番大人かもしれません。