uretano雑記帳 41
柴犬は3歳で大人になるのかも、というお話し
みなさま、お久しぶりです。
前回の更新が5月でしたので4か月ほど間があいてしまいました。
気がつけば9月。早いです。その間仕事の関係で更新が止まっていました。
あき(柴犬4歳)は相変わらず、自由気ままに過ごしています。早いもので、来月にはもう5歳になります。本当に早い!!!です。もっとゆっくりで良いのに。
我が家の周りでは、ますます柴犬増えました。相変わらず柴は人気なのでしょうね。
このブログで何度も書いていますが、柴犬は決して飼いやすい犬ではありません。
愛玩犬ではなく、柴犬はもともと猟犬だった訳ですし、従順な犬種というのとはちょっと違うなというのが、牧羊犬ルーツの犬を過去に2匹飼った私の率直な感想です。
気が向かないと行動を起こさないところは猫っぽいですし、そこがまたかわいい!と思える人が柴犬に向いている人のような気がします。
我が家の先代のシェルティ、ナナも、現在の柴犬あきも頭は良く、記憶力も凄いと驚かされますが、頭の良いなりが違うというか、思い通りにならなさは断トツで柴犬だなと思わされます。
柴犬の飼い主さんは、恐らく予想していた以上の激しさを体験される方が多いようで(笑)
先日も年下の柴犬の飼い主さんから
「うちの子1歳ちょっとなんですけど、とにかく悪いんですよ」
と話しかけられました。
「3歳ぐらいになると本当に大人になって落ち着きますよ」
と答えたところ
「良かった!安心しました!!落ち着くんですね!!!ずっとこのままだったらどうしようかと思ってました!!」
とかなり喜ばれました。3歳以上の柴犬を飼っている飼い主仲間の共通認識は
「柴犬は3歳を超えると落ち着く。大人になる」
です。その場にはもう1匹、柴犬の3歳の男の子が居たのですが、その飼い主さんも
「3歳で本当に変わります!!」と言っていました。
改めて、子供の頃ってどうだったっけ?と昔の動画を見ると「こんなに悪かったのか!!」と驚かされます。
噛む、走り回る、逃げ回る、疲れ知らずのやりたい放題で、しょっちゅう私たちは捕まえて、上から覆いかぶさってマウントをとってました(笑)私たちの対処方法は、絶対叩かない、言葉でしかり、それでもダメなら力関係を覚えさせる為に、動きを封じ込める程度に上から覆いかぶさり諦めさせる、というものでした。噛みがひどい時には、口を握って閉じさせ、なぜこうなったか言葉で説明しながら、しばらく離さないという事もしていました。
一方トイレとかご飯前のお手とか、教えた通りに出来た時は、盛大に褒める!!今でもその癖が抜けないのか、散歩中でもトイレをするとこっちの顔をじーっと見てきます。日常の動作の中でも、色々と勝手に許可待ちをしてこっちをじっと見てる事もしばしばです。
という事で、今、1歳ぐらいの柴犬を飼われている方には、「柴犬の成犬」は「3歳」ぐらいなんじゃないでしょうか、とお伝えしたいです。
落ち着く、というのもありますが、3歳ぐらいから毛並みも本格的に大人になります。換毛期が凄い!!です。抜け方が半端なくなります。これもどうやら3歳ぐらいから多くなる子が多ようです。(ご近所さん調べ)
1歳の頃のあきの画像を見ると、夏は換毛期後抜けすぎて眉毛犬になってましたが、2歳からはそんな事はなくなりましたし、毛並みも1歳の頃はまだまだ子犬っぽさがありました。
1歳の頃から換毛期は抜けるなぁと思っていましたが、3歳から本格的に換毛期の凄さを思い知りました(笑)
それから、運動量ですが1歳の頃はとにかく駆け回ってましたが、現在ではさほど走り回る事はなくなりました。子供の頃は長いリードを買って、人の居ない公園で走りまわるのが大好きでしたが、今もし長いリードを用意しても走り回らず草の匂いを嗅いで終わりそうな気がします。
そういった変化はうちの子だけでないようで、ドッグランに良く連れて行かれていた3歳の柴の男の子の飼い主さんも、最近は行きたがらなくなったと言われていました。他の犬とのかかわり方も変わってきたそうです。そういえば、他の柴の男の子は、今までずっと家族とのスキンシップが薄い子だったそうですが、3歳を過ぎた頃から、突然お母さんの膝の上にお座りして30分ぐらいじっとする子になったという話しをされていました。突然ツンデレのデレになったそうです(笑)
とまあ、そんな柴犬はとにかく毎日かわいいです。
柴犬の子犬に毎日振り回されている飼い主さん。今、頑張ってしっかりじっくり向き合うと、彼らはかけがえのない家族になります。最初は思い通りにならなくて当たり前です。一般的には1歳で成犬と言われていますが、恐らく柴犬の飼い主の共通認識では1歳はまだまだ子供です。3年ぐらいかかると思ってじっくりつきあってあげてください。
思い通りにならないところもひっくるめて、かわいい!!と思うようになる頃、お互いにあうんの呼吸のような関係が築き上げられている事でしょう。楽しんでください!