柴犬あきとの生活 206
6月のお風呂
6月に入り、またあきのお風呂タイムがやって来ました。換毛期のこの時期、お風呂場が毛だらけになると予想されますが、まあ、仕方ありません。
本人も乗り気では無いでしょうが、さあ、スタートです!
追いかけっこを避け、普通に抱っこする程であきを捕獲。そしてバスルームの脱衣場へ運んで来ました。
バスマットは撤去。あき用バスタオルを敷いておきました。もちろん、濡れては困るものも全て撤収。お風呂のドアを開けると、渋々ながら入って来ました。
「あき、ほら気持ちいいね~」
夫が早速ぬるめのシャワーのお湯であきを濡らして行きます。相変らず濡れるのが嫌いなあきは、逃げ出したくてドアにしがみついています。
「あきちゃん、気持ちいね~あき、ほら綺麗になるよ!」
そう言う私の顔を見ています。
『気持ちよくは無い・・・』
ひたすら壁にしがみついてフリーズしています。
『早く出して。。。』
全身がお湯で濡れました。ここからはシャンプーなのでシャワーを止めます。
その間あきはバスタブに前足をかけてうなだれ中。
犬用シャンプーを両手に出して、あきの背中から洗って行きます。相変わらず手際の良い夫。そして逃げ出したいのでドアからは離れないあき。
結構汚れていた様で、シャンプーがなかなか泡立ちません。
されるがままになっているあきですが、とにかく出口に一番近いところからは移動しません。
表情を見てみると、こんな感じ。
ひたすら耐えている、と言う顔ですね。あはは。
「あきちゃん、気持ち良いでしょう?」
『こんなにされた。。。』
顔以外びちゃびちゃですね。あきちゃん。
そして今度は頭に取り掛かります。額までは泡をつけました。
そして顎に手を添えて、顔はお湯で優しく夫が洗います。
毎度のことながら、私の夫は優しくて丁寧です(笑)私に洗われるより絶対ソフトタッチですね。
「ほら、あき、綺麗になるよ!」
あ~びちょびちょ。
『我慢・・・我慢、我慢・・・』
だんだん別の生き物みたいな顔になって来ました。
「さ、じゃあシャンプー落とそうか!」
シャーっという水音がバスルームに響きます。その音に警戒してあきはまたバスタブに避難。かえってこの方が流しやすいので結果オーライです。
おー。あきちゃん。別の生き物に見えるわ~
スターウォーズとかに出てくる宇宙人っぽい様な。。。
顔にかかるお湯を舐めているのか、喉が乾いたのか。舌が出てますよ、あきちゃん。疲れて来たのか、我慢の限界がきたのか、どんどんあきが低くなってきました。
「あき、よく頑張ったね!ほら終わったよ」
『あああああ。もうびちょびちょ・・・』
この後、いつもの様にプルプルして!のやり取りをした後、もうバスルームではやってくれそうにないと諦めて脱衣場に移動。その途端、予想通りプルプルの嵐!
バスマットをあきのバスタオルにかえておいて正解です。
100均のペット用ドライタオルで急いで全身を拭いて行きます。
その側からまたあきがプルプル!
言うまでもなく、我々はもうびちゃびちゃです・・・・
この後逃げ惑うあきにドライヤーをかけ、ようやく終了。脱衣場もバスルームもあきの毛が舞っています。脱衣場の壁にはあきの毛がべったり。はぁ。。。。
でも!苦労の甲斐があり今月もピカピカ✨になりました!
先ほどのビショビショになって別の生き物に見えていたあきはどこに(笑)
毎度のことながら、お風呂に入ると本当に白くなります!
「あき、綺麗になったね~よかったね!」