犬だって語る -1-
皆さんこんにちは。
お母さんが、ブログもう1カ月も更新してない‼️でも時間がないの。なかなか書けないよ~あきちゃん、どうしよう‼️
と言うので、今日は私が代わりに出てきました!よろしくお願いします。
まずは自己紹介から。私の名前は「あき」です。柴犬の女の子です。今年(2020年)の10月で3歳になります。
私がこの家に貰われて来たのは、生後2ヶ月の頃でした。それまでは、犬のお母さんと私を含めて兄弟3匹と一緒にいたんだけど、ある日ボランティアさんの家から連れ出されて、譲渡会とかいう会場のケージに入れられました。お母さんがすぐ下のケージに居たから怖くはなかったんだけどね。
なんか色んな人が来るな~でも関係ないから寝てようかなと思ってたら、人間のお母さんがやって来ました。
あれ?なんかこの人好きかもって眠かったのに立ち上がって近くに行ったら、すぐにケージ越しに指を差し出してくれたのね。お礼にペロペロって舐めてあげたら、なんかいい感じだったので、思わず奥歯で噛んでみちゃった!なんか良い噛みごこちで、この人好き‼️って思ったら、あっという間に扉が開いて、抱っこされてたんです。
抱っこしたまま、人間のお父さんとお母さんが話してるうちに、ボランティアさんも来て色々話してて、ちょっと退屈だったんだけど、暫く後に私は犬のお母さんに挨拶しなさいって言われたの。
犬のお母さんに近づくと、お母さん、私の顔をペロペロって舐めてくれたんだけど、それがお母さんとの最後の挨拶になったのを知ったのは、随分経ってからの事。
後で人間のお母さんが話してくれたんだけど、犬のお母さんは交通事故にあって骨盤が骨折した状態で保健所に運ばれてたんだって。お母さんは骨盤が骨折したまま保健所で私たち兄弟3匹を産んでくれたの。
保健所の人は私達がお腹にいたことを知らなくてびっくりしたんだって。しかも骨盤骨折が分かったのは保護団体の人が調べてからのことだったそうで、私達を産んでから育ててくれている間もお母さん、ずっと痛いの我慢してたそうです。
「お母さんもあきちゃんも助かって本当良かったね。あきちゃんのお母さん凄いね。偉いね」
そう言って人間のお母さんは頭を撫でながら話してくれました。
ところで、犬のお母さんは私たち全員が新しい家族に貰われていくのを見送った後、手術を受けて元気になって、新しいお家に貰われたそうなの。お母さん良かったね!
さて、私はというと、お母さん、お父さんちの子になる事が決まってから1時間ぐらいドライブして、途中でトイレ!って教えたら車内で簡易トイレを用意してくれたのでちゃんとそこで用を足しました。
「賢いね~あきちゃん!」
ってなんかとっても喜びながら褒められました!
この時、初めて「あき」って呼ばれたから、誰のことか分からなかったけど、なんか褒められてるのは分かったのよね。
因みに、私が「あき」という名前に決まったのは、このドライブ中のことだったんだって。
さて、たどり着いたのは、私の家‼️おじいちゃんが、満面の笑顔で待っててくれました!
私はその日疲れちゃってすぐにうとうとしてきたんだけど、ケージに入れようとしたお母さんに「そばで寝かせてやれ」って言ってくれたのはおじいちゃんでした。
このおじいちゃんがね~。もう私の事大好きみたいで、毎朝散歩に連れてってくれるし、よく撫でたり遊んだりしてくれるし、私をみてよく微笑んでるの。しかも私一緒に寝てるのよ‼️
私のベッドはおじいちゃんの部屋にあるの。
最初はリビングに私のケージ、ハウスがあったんだけど、私、そこ大っ嫌い‼️だったのね。
だっていつもみんなと一緒にいたいんだもん。
でも、ハウスで寝なさいって言うから仕方なく寝てたわけ。
我慢の日々だったけど、ある雷のひどい日。怖くて、怖くて、夜中に悲鳴をあげてたら、おじいちゃんが
「あき、こっちきて寝るか?」
って助けにきてくれて!その日、初めておじいちゃんの部屋で一緒に眠ったの。
翌日、もう私は絶対‼️ハウスは嫌、おじいちゃんと寝る!って主張しようと心に決めたんだけど、主張するまでもなくおじいちゃんの方から毎晩部屋に入れてくれるようになって、寝起きを共にするようになりました。
おじいちゃん、かなり私に甘いみたい。
柴犬は太りやすいから、お菓子あげちゃダメってお母さんがよく言うんだけど、おじいちゃん、アイスもなかとか、シュークリームとか、こっそりくれるのよ。
それもお母さんがくれる倍ぐらい大きいのをくれるの!
おじいちゃんとっても優しいんだよ。
お母さんが、「もうあきにメロメロだね」って言ってます!
じゃあ、長くなったので、今日はこれでおしまい。またね!
From あき