かんたん美味しい 32(トマトジャム)
トマトジャム
我が家では毎年夏に「プチトマト」を庭で作っています。
家庭菜園でプチトマトを植えたことのある方なら、経験済みだと思いますが、基本的にプチトマトは「困るくらい沢山」できます。(今年は天候不良で不作ですが。。。)
毎年6本の苗を植える我が家では、最盛期には、毎日「ビニール袋1杯山盛り」みたいな事になるのです。悩ましいのは、「一時に沢山採れてしまう」こと。これを数ヶ月に渡って分散して収穫できれば良いのに・・・と思う人は多いのではないでしょうか?
そんな「プチトマトこんなに採れてどうするよ!!」な人にオススメなのが、この「トマトジャム」です。
また、市販のプチトマトを買って来て「微妙に余った!どうしよう!」な人にもご一読頂きたい。
私から絶対にオススメしたい!!!夏の定番の味、そしてひと瓶でも多くストックしておきたいと思っているのがこの「トマトジャム」です。
「え~?トマトでジャム?」と思われるかもしれませんが、トマトの旨味が味わえるおすすめの逸品です。パンとの相性は最高!しかも、美味しいだけでなく、トマトの栄養も取れるんですよ。そして「山のように出来てしまったプチトマト」が「無駄にならない!!!」
なぜなら、このプチトマトジャム。「冷凍したプチトマト」で作るのです。なので、収穫量が少ない時には、「冷凍庫でプチトマト貯金」これです。これがとても良いところなのです。
今日食べるには多く採れたけど、食べきれない。そうしたら、プチトマト貯金。買って来たプチトマトが余った時にも「冷凍庫でプチトマト貯金」してみてください。それで、ある程度溜まったらジャムにする!これは本当におすすめです。しかも、トマトって冷凍しても1ヶ月は栄養素が保たれるんです。更に旨味がアップすると言われています!!
と、熱く語りましたが、本当にこのジャムはぜひ試して見て欲しいです。プチトマトとお砂糖だけあれば出来ます。
騙されたと思ってお試しあれ!
★材料★
冷凍プチトマト:好きなだけ
砂糖:皮、ヘタを取り除いたプチトマトの重さの半分
★作り方★
(1)プチトマトをフリーザーバックなどに入れて冷凍しておく
(画像のトマトの量は多いです。ジャム用瓶に3個できる量です)
(2)冷凍プチトマトをボールに入れて水を入れる
(3)少し解凍が進むと、冷凍時に筋が入ったところから皮が簡単にめくれる
ので、指で皮をむく(湯むきと同じ状態です)
(4)皮をむいたプチトマトを鍋に入れる
(5)プチトマトの半量の砂糖を投入。しばらくすると水分が出てくる
(6)(5)を中火にかけて煮詰める
(7)灰汁をとりながら煮詰めていく。その間に保存用瓶を煮沸消毒しておく
(8)綺麗な照りが出てジャムっぽくなったら火を止める
(9)熱いうちに瓶に入れて蓋を閉めて出来上がり
我が家では、トーストに塗って楽しんでいます♪
MEMO |
★トマトの冷凍について
トマトは、洗ってから水分をキッチンペーパーなどでよく拭き取ってから冷凍してください。ザルに入れてしばらく放置し、自然乾燥も良いです。
トマトは「リコピン」「ビタミンC」を多く含んでいますが、冷凍しても1ヶ月はこの栄養素をキープできます。また、水溶性のビタミンCは茹でると茹で汁に流れ出てしまいますが、ジャムは全てを食べるのでビタミンCはキープされます。加熱でビタミンCが壊される量は微量だそうです。
ジャムを作る時に必要な皮の「湯むき」。これは小さなプチトマトで行うのは大変ですが、冷凍して水に浸けるだけで簡単にできます。冷凍保存で作るジャムは時間の制約もないのでぜひチャレンジして見てください。